日頃の感謝をこめて「父の日」にプレゼントを贈る方が多いのではないでしょうか。
LINEなどのSNSで「ありがとう」を簡単に済ませている人もいらっしゃるかも知れませんね。
記念日であるこの日だけは、感謝の気持ちをお父さんに伝えるのもいいですよね。
そこで今回、2025年の父の日はいつか、また意味や由来を紹介いたします。
2025年の父の日はいつですか?
父の日は毎年、6月の第3日曜日と定まっています。
そのため、毎年日にちが異なります。
2025年は、6月15日(日)が父の日になります。
父の日の意味と由来とは?
父の日は「父に感謝の気持ちをあらわす日」という意味があります。
また「父の日」は「母の日」と同様、アメリカから伝わった風習です。
由来や起源は、国・地域によってさまざまな説が言われています。
アメリカのワシントン州スポケーンという地域に、ソノラ・スマート・ドッドという女性が住んでいました。
ソノラの父であるウィリアム・ジャクソン・スマートは、男手ひとつでソノラを含む6人の子どもたちを育て上げました。
深い愛情を注いでくれる父に、ソノラはとても敬愛していました。
母の日が出来たことを知ったソノラは「なぜお父さんの日はないの?」と疑問に思いました。
「お父さんにも感謝する日を作って欲しい」そう思い立ったソノラは、牧師教会に父の日を作りたいと1909年に嘆願しました。
そして翌1910年、6月の第3日曜日の6月19日に、最初の父の日のお祝いが行われました。
これが、世界中に広まっている父の日の由来・起源とされています。
日本での父の日はいつから?
日本で父の日が一般的に広まり始めたのは、1950年(昭和25年)頃からなのですが、その認知度は低く近年のように行事として広まったのは1980年代に入ってからになります。
広まったきっかけは、デパートの販売戦略やテレビCMなどで父の日を宣伝、イベント化したことだとされています。
父の日には黄色いバラ
父の日には黄色いバラという由来には、ソナラが関係しています。
それは「父の日に、父親の墓前に白いバラを供えた」という言い伝えがあります。
母の日のカーネーションと同じく、生存している父には赤を、亡くなられた父には白を贈るといわれています。
しかし、実際のところバラの花の色は特に決まっているわけではありません。
では、なぜ黄色いバラなのでしょうか。
理由として、日本で1981年に設立された「日本ファーザーズ・デイ委員会」という団体が開催している「父の日黄色いリボンキャンペーン」があります。
そのイメージカラーが黄色になり、毎年「ベスト・ファーザー イエローリボン賞」が選ばれます。
このことから、日本では父の日のイメージカラーが黄色となり「黄色いバラ」の由来になっています。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
父の日は、国によって由来や日付けが異なります。
しかし、父親を想う気持ちはどの国も変わらないでしょう。
普段は面と向かってなかなか、お祝いの言葉を口に出せないことでしょう。
でも父の日には、感謝の想いを伝えるきっかけになるかもしれませんね。
是非、父の日には日頃の感謝の気持ちをしっかりと伝えましょう!