寒中見舞いはがき、喪中期間はいつまで?徹底解説

寒中見舞いはがきは、年賀状を控える喪中の時期にも使える冬の挨拶状です。
この記事では、寒中見舞いを出す正しい時期や、喪中期間がいつまで続くのかについて、具体的にわかりやすく解説します。
はじめに
寒中見舞いを出す時期は一般に 松の内が明けてから立春まで(地域差があります)。
目安は1月8日〜2月3〜4日の間で、投函は1月中〜遅くとも立春前が普通です。
喪中(もちゅう)は慣例として 故人の死亡から一周忌(約1年)まで を指すケースが多く、続柄によって短めに扱うこともあります(伝統的な目安では親等ごとに期間が異なります)。
ただし現代においては柔軟な運用が一般的にもなっています。
以下、重要ポイントを具体的にまとめます。
「寒中見舞いを出す期間」いつからいつまで?

基本、松の内が明けてから立春まで。年間カレンダーで見るとおおむね 1月8日〜2月3日(立春が2月4日となる年は2月4日直前まで)。
地域による松の内(1月7日/関西では1月15日など)の差にも注意が必要です。
郵便やマナー上の目安:投函は1月中を目安にすると安心です。その際、配達日数も考慮しましょう。
参考までに立春以降は「余寒見舞い」と表現します。
「喪中」はいつまで?(忌中との違い)
忌中(きちゅう)は故人の逝去から四十九日(忌明け)まで。比較的厳密に慣習で区別されます。
喪中(もちゅう)は一般には一周忌(約1年間)までを指すことが多い(ただし続柄や地域・家庭の慣習で短めにすることもあります)。
明治期の古い布告に基づく「親等ごとの期間」も参照されますが、現代は柔軟な対応がされています。
(実務的な目安は?)
配偶者・両親など近い親族:約12か月~13か月とされることが多い。
祖父母・兄弟など:数ヶ月〜半年程度とされる場合あり。
※最終判断は家族の意向・地域慣習で。
「喪中はがき」と「寒中見舞い」の使い分け(実例)

喪中はがきは原則として年賀状を欠礼する旨を伝えるために年始の挨拶を控える年に前もって送ります。
通常は11月中旬〜12月初旬に相手に届くよう用意するのがマナーです。
例外的に12月に不幸があった場合、喪中はがきを年内に出せなかったときは、年明け(松の内が明けてから)に寒中見舞いで事情説明するのが一般的です。
つまり寒中見舞いを喪中の代わりに使える場面があります。
寒中見舞いを出すときの文面ポイント(喪中関連)
年賀状に使う賀詞(あけましておめでとう等)やお祝いの表現は使わない。
あくまで「お見舞い」「お悔やみ」「お知らせ」の体裁で。
ケース別の書き出し例を紹介します。
- 喪中はがきを受け取った相手へ返事を出す場合(丁寧)
「寒中お見舞い申し上げます。ご通知いただきありがとうございました。ご家族のみなさまのご心中いかばかりかと拝察いたします。心よりお悔やみ申し上げます。」 自分が12月の不幸で喪中はがきを出せなかったとき(年賀状をくださった方へ)
「寒中お見舞い申し上げます。年末に不幸があり、年賀のご挨拶を失礼いたしました。頂戴した年賀状に深く感謝申し上げます。略儀ながら書中をもちまして御礼とご報告を申し上げます。」一般的な健康を気遣う寒中見舞い(喪中ではない場合)
「寒中お見舞い申し上げます。寒さ厳しき折、どうぞお体を大切になさってください。」
実務メモ(いつ投函する?/宛先・はがきの種類)

投函の目安:寒中見舞いは1月8日以降、できれば1月中に投函。立春(例年2月3〜4日)を過ぎると「余寒見舞い」扱いになるので注意が必要です。
喪中はがきが遅れた場合:年賀状を受け取ってしまった相手には、寒中見舞いで改めてお知らせ・お詫びをするのが常識的な対応です。
はがき・挨拶の形式:フォーマルには官製はがき(無地や寒中見舞い封筒)でもよい。目上の方へは言葉遣いに一層配慮する(「寒中お見舞い申し上げます」等)。
よくある疑問Q&A
Q. 「喪中=年賀状ぜったい出しちゃダメ?」
A. 喪中は年賀の慶事を避けるための配慮です。近しい親族が亡くなった年は年賀状を控えるのが一般的ですが、職場関係などで年賀状を出すケースもあります。相手がどう受け取るかを配慮して判断してください。
Q. 「喪中の期間は法律で決まってる?」
A. 法律ではなく慣習です。明治の布告(太政官布告)に由来する目安が参考にされますが、昭和以降に撤廃されており、現代は各家庭や地域の慣習に従うのが現状です。
まとめ
寒中見舞いは、年賀状を出せない喪中のときにも心を込めて近況や感謝を伝えられる挨拶です。
出す時期は1月上旬から2月初めまで、喪中期間はおよそ1年を目安にしましょう。
形式よりも、相手を思いやる気持ちを大切にすることが一番のマナーです。
