日本の春のイベントや行事、記念日は何がある?風物詩といえば?

日本の春のイベントや行事、記念日は何がある?風物詩といえば?

 春の訪れを感じるようになる3月、

学校の卒業や就職、また会社の転勤などこれまで生活してきた環境という事から、お別れの季節でもあります

次第に暖かくなって来て春本番を迎える4月、

進学や就職など、新しい環境で生活をスタートされる方も多いのではないでしょうか。

また、各地で桜が見頃を迎え、お花見シーズンとなる4月です。

5月は大型連休、ゴールデンウイークがある月です。

日本各地で、鯉のぼりや武者人形を飾ったり、端午の節句もあります。

そこで今回、日本の春のイベントや行事、記念日の紹介、またそれらの意味や楽しみ方もあわせてご案内致します。

この記事のもくじ

日本の3月のイベントや行事、記念日、風物詩を紹介

始めに3月のさまざまなイベントや行事、記念日、風物詩をご紹介いたします。

ひなまつり(3月3日)

女の子のお祝いをするイベント行事「ひなまつり」

「桃の節句」や「上巳(じょうし/じょうみ)節句」ともいわれる行事で、ひな人形を飾り、ひし餅やひなあられ、白桃の花などを供えます。

ちらし寿司やはまぐりのお吸い物などを食べて、家族みんなで女の子の誕生と健やかな成長をお祝いいたしましょう。

 

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サンドイッチデー(3月13日)

毎年3月13日はサンドイッチデー記念日になります。

二つの数字の3で1を挟んでいることから、サンド1(イッチ)という語呂合わせで制定されました。

また、サンドイッチの日は11月3日にもあり、サンドイッチの生みの親であるサンドイッチ伯爵の誕生日にちなんで制定されました。

十三参り(3月13日~5月13日)

十三参りとは、数え年で13歳に成長した子ども(男女)が、これまで健やかに成長してきた事に感謝し、お寺に参拝しそしてお祓いをうけて、知恵と福徳を授けてもらう行事のことをいいます。

京都を中心に盛んに行われている行事ですが、近年では関西や関東、そして全国的に広まって来ている行事です。

ホワイトデー(3月14日)

バレンタインデーのお返しの日として、日本では定着しているイベント行事ですね。

実は「ホワイトデー」というのは日本独自の呼び方であり、日本で40年ほど前にできた行事です。

この「ホワイト」というネーミングは、1973年に不二家とエイワが共同でバレンタインデーのお返しにマシュマロを贈るというイベントを行ったことが始まりとされています。

白い(ホワイト)マシュマロは幸福を呼ぶ色であるとPRしたことが由来しているようです。

 

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春分の日(3月20日ごろ)

「春分の日」は、昭和23年に「国民の祝日に関する法律」で制定され「自然をたたえ、生物をいつくしむ日」として目的が定められました。

また春分の日は太陽が真東から昇って真西に沈むため、昼と夜の長さがほぼ同じになるとされています。春分の日以降は、次第に暖かい春に向かい始めます。

春のお彼岸(3月下旬)

3月伝統の行事お彼岸」春と秋の2回あります。

日本特有の行事であるお彼岸は「春分の日」と「秋分の日」をそれぞれ真ん中にして、その前後3日を足して合計7日間のことを「彼岸」と言います。

そして最初の日を「彼岸の入り」、最後の日を「彼岸明け」と言います。

参考までに「春分の日」と「秋分の日」は、太陽が真東から昇って真西に沈むため、昼と夜の長さがほぼ同じになります。春分以降は昼が長くなり、秋分以降は夜が長くなります。

 

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春の甲子園(3月下旬から4月上旬)

「選抜高等学校野球大会」が正式な名称であり、阪神甲子園球場で開催される高校野球の全国大会です。

毎年3月から4月にかけて開催されるため「春の甲子園」と呼ばれています。

また「センバツ」とも呼ばれており「春はセンバツから」という言葉を聞くと次第に暖かさを感じてきますよね。

イースター 復活祭(3月末~4月末)

イースターとはイエス・キリストの復活を記念する日になります。

イースターは日本語では「復活祭」を意味します。イースター(Easter)は英語の呼び方です。

イースターはあまり馴染みのないイベントかも知れませんが、時期が近づいて来ると、街中でパステルカラー、カラフルな卵の装飾などが見られるようになってきます。

また開催時期として「春分の日の後の最初の満月から数えて最初の日曜日」と定められています。

お花見(3月下旬~5月上旬)

春の風物詩ともいえる「お花見」

例年、全国各地で3月下旬から5月にかけて見頃を迎えます。毎年、この時期になるとお花見を楽しみにされている方も多いのではないでしょうか。

満開の時期はもちろん、桜が散る「桜吹雪」も美しいものがありますよね。

お花見のマナーを守りながら、桜の季節を存分に楽しみましょう!

春一番(立春から春分まで)

春一番とは、2月4日ごろの「立春」から3月21日ごろの「春分」までの冬から春への移行期に春先に日本海周辺で低気圧が発達し、太平洋側の高気圧から吹き込む暖かい南よりの強い風のことです。

この春一番の吹く条件を気象庁では各地方ごとに定めて認定しています。なお、北海道、東北、甲信、沖縄地方では春一番の発表は行っていないそうです。

卒業式(3月中)

卒業式は、教育課程を修了したことを祝う式典です。学校教育の規則に定められている学校行事になります。

多くの生徒、学生たちが新たな未来へ旅立つ日でもありますね。

日本の4月のイベントや行事、記念日、風物詩を紹介

続いて、4月のさまざまなイベントや行事、記念日、風物詩をご紹介いたします。

エイプリルフール(4月1日)

「嘘をついても良い日」として、家族や同僚、また友人同士で4月1日を楽しむエイプリルフール

日本のみならず、世界中で知られているイベントですが、どこでいつから始まったのかは、はっきりとしていません

また、嘘をついてもいいのは午前中だけと聞いたことがある方もいらっしゃると思います。

諸説として、イギリスのオークアップルデーという行事があり、この日に王様に忠誠を誓う象徴の樫を身に着けていない者は、その事を午前中だけ責められたという事に由来するとされています。

お花見(4月)

春の風物詩ともいえる「お花見」

例年、全国各地で3月下旬から5月にかけて見頃を迎えます。毎年、この時期になるとお花見を楽しみにされている方も多いのではないでしょうか。

満開の時期はもちろん、桜が散る「桜吹雪」も美しいものがありますよね。

お花見のマナーを守りながら、桜の季節を存分に楽しみましょう!

イースター 復活祭(3月末~4月末)

イースターとはイエス・キリストの復活を記念する日になります。

イースターは日本語では「復活祭」を意味します。イースター(Easter)は英語の呼び方です。

イースターはあまり馴染みのないイベントかも知れませんが、時期が近づいて来ると、街中でパステルカラー、カラフルな卵の装飾などが見られるようになってきます。

また時期として「春分の日の後の最初の満月から数えて最初の日曜日」と定められています。

2025年を例にすると、3月20日が春分の日、側近の満月の日が4月13日(日曜日)なります。

そこから最初の日曜日が4月20日なので、2025年のイースター(復活祭)は4月20日(日)という事になります。

新年度・入園、入学、入社式(4月初旬)

4月のイベントといえば入園式、入学式、そして入社式の行事が行われます。

新しい環境での生活をスタートさせる人がたくさんいらっしゃると思います。

特に、入学をされるお子さまにとっては、新しい環境に不安になるのも仕方がないと思います。その時は、お母さんやお父さんの温かい愛情が必要ですので、心のケアをしっかりとしてあげてくださいね。

また、日本では4月1日から新年度がスタートします。実はこの4月の新年度スタートと言うのは世界的に見ると非常に少なく、多くの国では夏休み明けの9月が新年度のスタートになります。

あんぱんの日(4月4日)

「あんぱんの日」の由来は、明治8年(1875年)4月4日に、明治天皇両陛下が水戸藩の下屋敷を訪れた際、お花見のお茶菓子として木村屋(現:木村屋総本店)のあんぱんを献上したことに由来します。

販売当初、食べるとパサパサしていて、日本人の口に合わなかったそうです。そこで試行錯誤をしてあんをつめて「あんぱん」として販売すると、これまでとは違った風味がして、まんじゅうに似ていると評判になり売れるようになったそうです。

現在では、私達日本人にとても愛されている食べ物になりましたね。

花祭り(4月8日)

花祭りとは、仏教を開いたお釈迦さまの誕生日を祝う行事で、「灌仏会(かんぶつえ)」「仏生会(ぶっしょうえ)」「降誕会(ごうたんえ)」ともいいます。

一般的に、お釈迦さまが生まれた4月8日に寺院で行われています。

十三参り(3月13日~5月13日)

十三参りとは、数え年で13歳に成長した子ども(男女)が、これまで健やかに成長してきた事に感謝し、お寺に参拝しそしてお祓いをうけて、知恵と福徳を授けてもらう行事のことをいいます。

京都を中心に盛んに行われている行事ですが、近年では関西や関東、そして全国的に広まって来ている行事です。

タイタニック号の日(4月14日)

タイタニックと言えば、1997年に公開された映画が有名ですよね。

これは実際に起きた海難事故を映画化されたものであり、内容は1912年4月14日、イギリスの豪華客船タイタニック号は、処女航海中に氷山に激突してしまい沈没しました。

その当時は乗客定員分の救命ボート数を備え付ける事が義務付けられていなかったこともあり、乗客乗員2208人のうち1513人が犠牲となり、大変痛ましい海難事故となりました。

プリンの日(4月25日)

4月25日は子どもたちが大好きなプリンの日」になります

ヨーグルトの乳製品や乳飲料などのメーカーで知られる、岡山県に本社がある「オハヨー乳業株式会社」が制定し、2010年8月に日本記念日協会が認定・登録されました。

「プリンを食べると思わずにニッコリ」ということから、この「ニッコリ」に合わせて25日をプリンの日としたことが由来となっています。

昭和の日(4月29日)

昭和の日は、ゴールデンウイークを構成する祝日のひとつになります。もとは昭和天皇の誕生日にあたる日になります。

昭和天皇が崩壊され、平成元年(1989年)以降からは「みどりの日」と呼ばれる祝日になりました。

そして、平成19年(2007年)からは「昭和の日」と名称が改められています。

変更される前の「みどりの日」は5月4日に移動して、現在も残されています。

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ゴールデンウィーク(4月下旬~5月上旬)

ゴールデンウィークとは、4月下旬の通常であれば昭和の日から5月上旬にかけて、祝祭日や土日が絡んで出来る大型連休のことを言います。

さらに有給休暇を取得すると10連休になる年もありますが、バランスが悪いと3日~4日の連休になる年もあります。

潮干狩り(4月~5月頃)

潮干狩りとは、遠浅の潮が引いた砂浜で砂中の貝などを採取することです。貝拾い、貝掘りとも言います。

天候や必要な道具など、事前準備をしっかりとして、思う存分楽しんで来ましょう!

日本の5月のイベントや行事、記念日、風物詩を紹介

最後に、5月のさまざまなイベントや行事、記念日、風物詩をご紹介いたします。

十三参り(3月13日~5月13日)

十三参りとは、数え年で13歳に成長した子ども(男女)が、これまで健やかに成長してきた事に感謝し、お寺に参拝しそしてお祓いをうけて、知恵と福徳を授けてもらう行事のことをいいます。

京都を中心に盛んに行われている行事ですが、近年では関西や関東、そして全国的に広まって来ている行事です。

潮干狩り(4月~5月頃)

潮干狩りとは、遠浅の潮が引いた砂浜で砂中の貝などを採取することです。貝拾い、貝掘りとも言います。

天候や必要な道具など、事前準備をしっかりとして、思う存分楽しんで来ましょう!

メーデー(5月1日)

日本では5月1日がメーデー労働者が権利を主張する日とされています。

ヨーロッパ各地で行われている行事「5月祭」、この春の訪れをお祝いする行事が起源だと言われています。

これは合衆国カナダ職能労働組合連盟が1886年5月1日に、8時間労働制を要求する統一ストライキを行ったという労働争議のイベントによるものと言われています。

その後、世界中で労働者の権利を守り主張する記念日とされています。

多くの国々で祝日とされていますが、日本はゴールデンウイーク中にもかかわらず祝日とは定められていません

八十八夜 緑茶の日(5月1日)

その年の立春の日を1日目として数え、88日目にあたる日が八十八夜になります。

天候が安定しやすく茶摘に適した日が続くため、この時期は茶摘みの最盛期です。

また、この日にお茶を飲むと長生きするともいわれているため、緑茶の日と制定されました。

普段はコーヒーや紅茶で一息される方も、新茶の爽やかな香りと風味を楽しみながら緑茶をいれてみてはいかがですか。

ゴールデンウィーク(4月下旬~5月上旬

ゴールデンウィークとは、4月下旬の通常であれば昭和の日から5月上旬にかけて、祝祭日や土日が絡んで出来る大型連休のことを言います。

さらに有給休暇を取得すると10連休になる年もありますが、バランスが悪いと3日~4日の連休になる年もあります。

憲法記念日(5月3日)

憲法記念日とは、日本国民の祝日の1つであり、、日付けは5月3日になります。

昭和21年(1946年)5月3日に日本国憲法が施工されたことを記念して、昭和23年(1948年)に公布・施行された祝日法によって制定された記念日です。 

みどりの日(5月4日)

これまで昭和天皇誕生日の4月29日が「みどりの日」でした。

その後、みどりの日が「昭和の日」と改名された事にともない、2007年から国民の祝日である5月4日が現在の「みどりの日」となりました。

5月4日のみどりの日には、国公立の公園が無料で開放され、自然に親しむさまざまなイベントが各地で行われています。

こどもの日(5月5日)

5月5日の子供の日は端午の節句と言われ、男の子の健やかな成長を願う日になります。

昔からの行事であり、鯉のぼりを上げたり五月人形を飾り、粽(ちまき)や柏餅を食べてお祝いします。

参考までに、祝日法第二条で定められた子供の日の定義は

「こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝することが趣旨である。」

出典:内閣府HP https://www8.cao.go.jp/chosei/shukujitsu/gaiyou.htmlより引用

となります。

1948年7月20日の祝日法により制定されています。

立夏(5月5日頃)

立夏(りっか)とは、二十四節気のひとつで、そろそろ夏が始まる時期という意味になります。

暦の上では立夏から夏に入るので、初夏にあたります。

梅雨入り(5月~6月)

イベントや行事と言えるかどうかちょっと微妙ですが、5月に入ると梅雨に入ります。

沖縄県から梅雨入りが始まり、5月9日が平均値になります。

その後、九州から中国・四国と北上して行きます。

 

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母の日(5月第2日曜日)

母の日は毎年、5月の第2日曜日と定まっています。

そのため、毎年日にちが異なります。

母の日は「日頃の苦労を労い、感謝を伝える日」という意味があります。

由来も日付も国によって違いますが、日本やアメリカ、ドイツなどの国は、5月の第2日曜日と定められています。

もともと日本の母の日は、アメリカから伝わった風習です。

日頃から頑張っているお母さんに、感謝の気持ちを伝えましょう。

 

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まとめ

3月・4月、春は卒業や転勤などお別れの季節でもあり、少し物悲しい気分になりがちです。しかし入学や就職など新生活と共に、出会いの季節でもありますよね。

進学や就職、入学式や入社式などの行事もあります。

新しい環境で生活をスタートされる方、また出会いの季節でもありますので、この機会にイベントを利用して、周囲の人や仲間と親しくなるきっかけを作るのもいいですね。

そして、1年の中でも比較的天候が良い日が多い5月、楽しかったゴールデンウイークが終わるとちょっと寂しくなりますよね。

週末などを利用して、ご家族と近くの公園に散歩に行くなどリフレッシュして、初夏をお過ごしください。

 

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