第43回 天領日田おひなまつり(大分県日田市)

「第43回 天領日田おひなまつり(てんりょうひた)」は、大分県日田市で毎年春に開催される伝統あるひな祭りのイベントです。
これは江戸時代の文化・歴史を感じられる春の一大観光行事で、日田市民にとっても大切な季節行事となっています。
そこで今回、開催日程や見どころ、アクセスなどご案内いたします。
基本情報・アクセス
開催期間:2026年2月15日(日)〜3月31日(火)
開催地:大分県日田市 豆田町・隈町および周辺地区
観覧料:各展示施設によって異なります(無料の展示も一部あります)。
駐車場:周辺に一般の駐車場や臨時駐車場あり(週末は早めの来訪がおすすめ)。
祭りの背景と意義
日田市は江戸時代、幕府の直轄地(天領)として栄えた町で、商業や文化が大いに発展しました。そのため、旧家や商家には代々受け継がれた貴重なひな人形が多く残されています。
こうした人形をまちおこしとして公開・展示するために始まったのが「天領日田おひなまつり」です。
約40年前に地域住民と観光協会の手でスタートし、市内外から多くの人が訪れる春の風物詩となっています。
この祭りは、単なる「ひな祭りの人形展示」ではなく、「日田の歴史や文化、町並みそのものを体験する祭り」という位置づけで、市の誇りとも言える存在になっています。
どんなものが見られるか?
ひな人形展示
祭りの中心となるのは、江戸〜明治時代にかけての様々なひな人形とひな道具の展示です。
商家・旧家・資料館・店舗など、豆田町や隈町を中心に約20カ所で展示が行われ、合計で数千体のひな人形を見ることができます。
草野本家:江戸時代の「享保雛」など、300年以上前のひな人形も展示され、歴史の深さを実感できます。
廣瀬資料館、ひな御殿、日本丸館、天領日田資料館など、多数の展示施設が点在します。
町並みとの調和
展示される町並みもこの祭りの大きな魅力です。豆田町は国の重要伝統的建造物群保存地区にも選ばれており、江戸時代の商家や土蔵のたたずまいが色濃く残っています。
古い町並みとひな人形の展示が一体化することで、タイムスリップしたような空間を体感できます。
関連イベントと体験
祭り期間中には、ひな人形の展示だけでなく、様々な関連イベントも行われ、訪れる人を飽きさせません。
まつり会場全体の雰囲気
豆田・隈各地区の古い家々がひな飾りや提灯などで彩られ、町全体が華やいだ雰囲気になります。
周辺の和菓子店や飲食店では、ひな祭りに合わせたスタンプラリーや限定和菓子の販売なども行われ、食文化も楽しめます。
体験型イベント
会期中には、流しびなや子どもパレードのような地域密着型イベントが開催されることもあります。
見どころと楽しみ方
初めての方へ
展示めぐり
まずは豆田町・隈町の主要展示スポットを歩いて巡り、各所のひな人形やひな道具をじっくり鑑賞します。町並み散策
古い商家や土蔵の並ぶ街並みを歩くことで、日田が江戸期に栄えた往時の空気を感じられます。食文化も楽しむ
期間限定スイーツや和菓子のスタンプラリー、地元グルメ店でのひな御膳など、味覚面でも祭りを満喫できます。
オススメの時期
平日の午前〜昼間は展示めぐりに最適。観光客が比較的落ち着いている時間帯です。
週末・祝日は関連イベントや限定体験が増える傾向にあります。
最後に
「天領日田おひなまつり」は単なる人形展示の祭りではなく、江戸時代から受け継がれる生活文化・町並み・人と触れ合える総合的な春イベントです。
人形の美しさだけでなく、町全体の歴史と季節感を味わえる、日本の伝統文化を体感する格好の機会になります。
