2025年 六甲高山植物園 「しょくぶつとむし」開催

六甲高山植物園では、夏から秋にかけて「しょくぶつとむし」というイベントが開催されており、植物と虫がつながる不思議な世界を楽しむことが出来ます。
「しょくぶつとむし」イベント概要
開催期間:2025年7月19日(土)〜9月23日(火・祝)、10:00~17:00(16:30受付終了)
- 開催場所:六甲高山植物園 兵庫県神戸市灘区六甲山町北六甲4512-150
☎078-891-1247
観察内容:
クイズラリー:園内に設置された観察ポイントを巡り、植物と虫の関係を学ぶクイズ。全問達成でオリジナルグッズがもらえます(小学生以下対象)
食虫植物の展示:ハエトリソウやモウセンゴケなどが集結。虫を捕らえて栄養とする特殊な植物を間近で観察できます。
昆虫の生態展示:カブトムシなどの昆虫を展示しています。伊丹市昆虫館の標本と解説ボードもあり、伊丹市昆虫館との協力で深い学びが可能です。
※カブトムシは「完全変態」をする昆虫です(卵→幼虫→さなぎ→成虫)幼虫の時は、腐葉土や朽ち木の有機物(デトリタス)を食べ、成虫になると主に樹液(クヌギやコナラなど)を吸い、また果物やゼリーも好みます。
見られる虫たち(野外観察の一例)
参考として、過去に訪れた記録から
ジョウカイモドキ類(クビボソジョウカイの仲間)
クワハムシ科の甲虫
ヒシバッタ(おそらくハラヒシバッタ)
ハナバチ数種(マルハナバチなど)
ヒラタハナムグリ類
シモフリコメツキやケバエ、羽アリ、ヨコバイ、トビケラなど
園内では花に集まるハチやチョウも豊富で、解説板を参考にしながら観察を深められます。
高山植物園の魅力
海抜約865 mの六甲山上にあり、アルプスやヒマラヤ、北海道の高山植物など約1,500種を栽培。野山の雰囲気を楽しみながら昆虫観察ができます。
毎日11時と14時にはガイドツアー(無料・予約不要)も実施。虫や植物の生態に詳しいスタッフが案内してくれます。
夜間イベントもアリ!
夜のむし観察会(8月3日予定、要予約・500円):ライトを使って、昼間には見られない虫たちが集まる様子を観察できます。
おでかけのおすすめポイント
ポイント | 詳細 |
---|---|
夏でも涼しい | 山上なので暑さが和らぎ、虫との発見散策に最適です |
教育にピッタリ | 子どもの自由研究や自然観察に絶好。クイズ形式で気軽に学べます |
写真スポット多数 | 食虫植物・昆虫・高山植物…小さな自然がテーマです。マクロ撮影好きにもピッタリ! |
持ち物&注意点
虫取り網やかごは禁止(自然保護のため)
虫除け対策、歩きやすい服装を用意しましょう。
降雨や霧の日は展示へのアクセスや夜間観察会が中止になる可能性があります。
「しょくぶつとむし」は、昆虫にも焦点を当てたユニークな植物園イベントです。親子連れはもちろん、写真撮影や子どもの夏休み自由研究、自然観察が好きな方にもピッタリです。快適な山上の体験、ぜひ楽しんでください!