2025年 都民の日はいつ?10月1日は休み?無料や割引のイベントを紹介

2025年の「都民の日」は、例年と同じく10月1日(水曜日)にあたります。
東京都の誕生を記念する日として制定され、都立施設の無料公開や各種イベント、交通機関の特典などが実施される特別な一日となります。
そこで今回、由来や取組み割引のイベントなどご案内いたします。
「都民の日」由来
「都民の日」は 1949年(昭和24年)に東京都が制定 した記念日です。日付は 10月1日 と定められています。
その背景には、東京都の誕生があります。
1943年(昭和18年)7月1日、当時の 東京府と東京市が廃止され、東京都が新設されました。
これにより、首都行政と地方自治を一本化する「東京都制」が施行され、現在の都政の基盤ができあがりました。
その後、都民の一体感を高め、東京都の成立を記念する日として1949年に「都民の日」が制定されました。
制定の目的
東京都の成り立ちを都民に広く知ってもらうこと
都民の誇りと連帯意識を育むこと
都政への理解と参加を促すこと
現在の取り組み
都立の動物園・水族園・庭園・美術館・博物館などが無料開放
都営交通(地下鉄・都バス・都電荒川線・日暮里・舎人ライナー)が無料乗車可能
区市町村や民間でも、関連イベントや割引サービスが行われます。
「都民の日」は休みになる?
結論から言うと、「都民の日」(10月1日)は東京都民すべての休みにはなりません。
ただし、例外があります。
休みになるケース
東京都立の学校(高校など)や、一部の区市町村立の小中学校では休校になる場合があります。
ただしこれは学校ごとの判断に委ねられていて、必ず全校休みになるわけではありません。
休みにならないケース
一般的な会社・役所などは通常どおり平日扱いで、休日にはなりません。
国の祝日でもなく、東京都の「記念日」という位置づけのためです。
つまり、「都民の日」は公式な祝日ではないので原則休みではないですが、
「学校が休校になり、都立施設や都営交通の無料開放がある特別な日」という感じになります。
都が運営する主な無料割引公開スポット(10月1日)
東京都が管理・運営する多くの庭園、美術館、動植物園などがこの日に限り入場無料になります(混雑時には入場制限の可能性あり)
庭園(9ヵ所)
浜離宮恩賜庭園
小石川後楽園
旧岩崎邸庭園
清澄庭園
殿ヶ谷戸庭園
旧芝離宮恩賜庭園
六義園
向島百花園
旧古河庭園
動植物園・水族館(7ヵ所)
恩賜上野動物園
多摩動物公園
葛西臨海水族園
井の頭自然文化園
神代植物公園
東京港野鳥公園
夢の島熱帯植物館
美術館・博物館など
東京都美術館(企画展含む)
東京都庭園美術館
東京都写真美術館
東京都現代美術館(MOTコレクション 等)
江戸東京たてもの園
2025年限定の特別企画:ムーミンバレーパーク
東京都在住の4歳~高校生以下のお子さまを対象に、10月1日(水)の都民の日限定で1デーパス無料のキャンペーンがあります。大人も前売り券が割引価格になるのでお得です。
対象:東京都在住の小学生~高校生(4~18歳程度)
特典内容:こどもは1デーパス無料。大人前売りは3,700円(通常は3,900円)こどもは500円→無料になります。
その他:9月20日~10月13日の間、都民向けの特別割引キャンペーンも展開されます。
おすすめスポット一覧
カテゴリ | スポット/イベント | 特典内容 |
---|---|---|
庭園 | 浜離宮、六義園など9ヵ所 | 入園無料 |
動植物園・水族館 | 上野動物園、多摩動物公園など7ヵ所 | 入園無料 |
美術館・博物館 | 東京都美術館、MOT、写真美術館など | 入館無料 |
テーマパーク | ムーミンバレーパーク | 東京都在住の小中高生:1デーパス無料、大人:割引前売りあり |
アドバイス&注意点
混雑が予想されるため、早めの来場がベストです。人気施設では入場制限の可能性があります。
最新情報の確認がおすすめ:2025年度の具体的な内容は各施設の公式サイトをチェックしましょう!
ムーミンバレーパークは身分証明書が必要な場合があります。東京都在住を確認できる書類を持参しましょう。
まとめ
2025年の「都民の日」は、東京都の誕生を記念し、都立の動物園や庭園、美術館などが無料開放される特別な一日です。
さらにテーマパークでの割引企画などもあり、大人から子どもまで楽しめる内容が揃っています。
10月1日(水)は、都民としての誇りを感じながら、文化や自然に触れるひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。