2026年 おかげ横丁 節分の市(三重県伊勢市)

おかげ横丁で毎年1〜2月にかけて、節分の季節にあわせて「節分の市」が開催され、町全体で「福(幸せ)」を呼び込む伝統的な行事で良き雰囲気に包まれて開催されます。
古い日本の歳時記(季節の行事)を体感できるイベントとして、家族連れや観光客に大人気です。
そこで今回、開催内容や見どころ、アクセスなどご案内いたします。
開催概要
開催期間
2026年1月24日(土)〜 2月3日(火)
※各店舗の営業時間は日によって異なる場合があります。
開催時間
10:00〜17:00(目安)
※イベントや体験は時間が前後することがあります。
開催場所
三重県伊勢市 宇治中之切町 おかげ横丁一帯(参道沿いの伝統建物群)
問い合わせ
おかげ横丁総合案内 Tel:0596-23-8838
交通・アクセス
自動車:伊勢自動車道「伊勢IC」から国道23号を内宮方面へ約5分。駐車場(市営・有料)が利用可能です。
公共交通:近鉄「宇治山田駅」から三重交通バス「内宮前」行きで「神宮会館前」下車、徒歩すぐ。
「節分の市」ってどんなイベント?
「節分」は旧暦で一年の区切りとされ、立春(2月4日ごろ)の前日に「福を呼び込んで厄を払い、健やかな一年を願う」日本の伝統行事です。
おかげ横丁の「節分の市」は、この節分に絡めて 町全体で福を呼び込む市(いち) として開催されます。
町全体が「福」でいっぱいに — 市の見どころ

① 縁起物・縁日屋台の出店
期間中、横丁の各店が福豆・節分飾り・縁起物グッズを販売します。
昔ながらのお面や豆菓子、節分にちなんだ特別メニューなど、買い物や食べ歩きも楽しめます。
② 伝統行事・豆まき
節分当日の近くの日には、豆まきや鬼退治の催しが行われることがあります。
横丁の通りで「福は内、鬼は外」と声を出しながら豆を撒き、福を祈る行事は、参加型でとても活気があります。
③ 参加体験型イベント
過去には「子供鬼やらい」といって、子どもたちが衣装を着て鬼退治に参加する企画もあります。
地域の伝統に触れながら、子どもも楽しめる内容です(応募制の体験あり)。
④ 節分限定グルメ
この期間限定の節分関連メニューも横丁の魅力のひとつです。郷土の味や甘味処・軽食店が、季節限定の味を提供します。
文化的な意義と「おかげ横丁」ならではの魅力
おかげ横丁自体が、江戸〜明治期の町並みと生活文化を再現した空間であり、節分の市は単なる市場イベントではなく、そこに住み伝わる地域文化を体験できる行事です。
細い石畳の通りや伝統建築を背景に、昔ながらの風習や人々の暮らしに触れられるのが大きな魅力です。
周辺観光と合わせて楽しむ
伊勢神宮 内宮・外宮
節分の時期は 伊勢神宮参拝 と合わせて訪れる観光プランが人気です。
伊勢神宮は日本でも最も由緒ある神社のひとつであり、横丁は内宮参道の近くにあり、参拝後の散策にも最適です。
おはらい町・周辺の食文化
おかげ横丁周辺の「おはらい町」は食べ歩きや土産店の宝庫。名物・赤福餅をはじめ、伊勢ならではの味を満喫できます。
おすすめ楽しみ方(モデルプラン)
午前
➡ 伊勢神宮 内宮で参拝 → 鳥居前町を散策。
昼
➡ おかげ横丁でランチ(地元グルメ) → 節分の市を巡る。
午後
➡ 豆まきや鬼退治行事を見学・参加 → 縁起物購入・甘味処で休憩。
夕方
➡ おはらい町でお土産選び → 帰路・宿泊地へ。
注意点・訪問のヒント

✔️ 混雑
週末や節分直前は観光客が増えるため、早めの時間に訪れると快適です。
✔️ 雨天対応
天候によっては一部催しが変更・中止になる場合があります。開催直前に公式サイト等で確認すると安心です。
おかげ横丁「節分の市」は、昔からの伝統と現在の賑わいが融合した、冬の伊勢ならではの魅力的な季節行事です。
福を呼び込む縁起物、市場の活気、地域文化を感じながら、ここでしか味わえない体験をぜひ楽しんでください。
