2026年 信貴山寅まつり(奈良県生駒郡)

奈良県生駒郡で開催される信貴山寅まつり(しぎさん とらまつり)は、古来より寅(とら)と深い縁があるとされる信仰に基づいた関西最大級の“寅のお祭り”です。
祭りの歴史・背景、開催内容、見どころ、アクセス・周辺情報まで詳しくまとめました。
信貴山寅まつりとは?
信貴山寅まつりは、奈良・信貴山の総本山 信貴山朝護孫子寺にて毎年2月に開催される祭礼で、旧暦では「寅の年・寅の月・寅の日・寅の刻」に聖徳太子が毘沙門天王(びしゃもんてん)と出会ったことから、「寅」は縁起の良いもの、福やご利益を授かる象徴とされてきました。
信貴山は「寅信仰」の中心地として古くから参拝者を集め、現代でも家内安全・厄除け・心願成就を祈る多くの人々が訪れます。
「寅まつり」はこの信仰を祝福し、寅にちなんだ行事・祈願・体験・祭り屋台を楽しむ特別な祭典として発展しました。
開催概要
開催日
2026年2月21日(土)~22日(日)
9:00〜17:00(両日とも)
場所
奈良県生駒郡平群町信貴山2280-1
総本山 信貴山朝護孫子寺 境内・周辺エリア
祭りの主な見どころ
① 寅まつり大法要(寅行列)
祭りのハイライトが 「寅まつり大法要(寅行列)」です。
この法要では、僧侶による厳かな読経・祈願が行われ、寺全体が「寅」の年・月・日という縁起に満ちた空気に包まれます。
参列するのは「寅年生まれ」の人々で、寅年の男女が行列に加わる伝統行事が見られることもあります(※参加には募集や申込が必要な場合あり)。
法要・行列は例年 2月22日(日)午前中(11:00頃~)を中心に行われ、雅楽・太鼓・装束行列など見応えある光景が展開します。
② 納め寅供養と祈願法要
祭り期間中、古くなった 張り子の寅(人形)を寺に納めて供養する「納め寅供養」が行われるのも信貴山寅まつりならではの行事です。
これには寅への感謝と、新たな幸福・家内安全などを祈願する意味が込められています。
③ 寅の絵付け体験・フードフェス
祭り期間中は張り子の寅の絵付け体験(有料)ができ、小さな子どもから大人まで楽しめる体験型イベントもあり、思い出づくりにぴったりです。
また 奈良県内外の飲食店が参加するフードフェスも同時開催され、境内の屋台やキッチンカーで地元グルメや限定メニューを味わうことができます。
地域の名物や季節の味覚も楽しみどころです。
2月の特別企画
寅まつりが開催される2月は「寅の月」とされ、信貴山ではさまざまな関連行事が実施されます。
毘沙門天王の秘仏特別開扉(2月1日〜28日/拝観料あり)
寅の御朱印めぐり(2月限定の特別御朱印)
節分大法要(2月2日) など
これらと合わせて参拝すると、祭りの背景にある信仰や歴史をより深く感じられます。
アクセス・参拝案内
鉄道・バス
近鉄 信貴山下駅 からバスで「信貴大橋」下車後 徒歩約5分
(土日祝は「信貴山」下車 徒歩約10分)JR・近鉄 王寺駅 からもバス「信貴大橋」下車 徒歩約5分
※アクセスは混雑が予想されるため、公共交通機関利用がおすすめです。
車
境内付近に有料駐車場があり、祭礼期間中は混雑必至です。早めの到着を心がけましょう。なお、駐車料金や収容台数は毎年変わる可能性があります。
初詣・寅年関連行事
祭り本番の2月の前には、1月中にも 初寅大法要(1月4日早朝)・二の寅大法要(1月16日) など、信貴山独自の寅信仰を祝う法要が行われています。
これらも観光・信仰体験として人気があります。
参加時のポイント
服装・歩きやすい靴:境内は山裾の傾斜地が多く、参拝・見学は歩きやすい装備が大切です。
混雑対策:祭礼・行列は午前中から混み合うため、早めの参拝が快適です。
写真・撮影:境内全体・法要・行列は写真撮影ができますが、法要中は節度あるマナーでお願いします。
信貴山寅まつりは 信仰・文化・地域の活気を一度に味わえるユニークなお祭り です。歴史ある寺院の荘厳な雰囲気と、賑やかな祭り空間を体験しながら、2月の奈良を楽しんでください。

