日本の祝日である「春分の日」と「秋分の日」は、それぞれ二十四節気(にじゅうしせっき)のうちの一つに数えられます。

この日の前後の期間がお彼岸となりますが、この春秋の日とお彼岸にはどのような関係があるのでしょうか。

そこで今回、お彼岸の意味、春分の日と秋分の日との関係などについてご案内致します。

お彼岸とは?

彼岸という言葉は仏教の言葉になります。

仏教には「此岸(しがん)」と「彼岸(ひがん)」があり、現在私たちがいる煩悩と迷いに満ちた世界が「此岸(しがん)」であり、この此岸にある者が「六波羅蜜」(ろくはらみつ)の修行をする事で「悟りの世界」すなわち「彼岸(ひがん)」の境地へ到達することが出来るというものです。

太陽が真東から昇って真西に沈み、昼と夜の長さがほぼ同じになる「春分の日」と「秋分の日」を中日に、前後3日間の計7日間の期間を「お彼岸」と言います。

私達の住む世界が此岸(この世)、仏様の住む世界が彼岸(あの世)が最も近くなる日と考えられており、故人との思いが通じやすくなると言われております。

この期間に仏様の供養をする事で極楽浄土へ行くことが出来ると考えられていました。

春分の日とは

春分の日とは、国民の祝日の一つで、「自然をたたえ、生物をいつくしむ」ことを目的とした日であり、昭和23年(1948年)に法律で制定された祝日です。

日付は通例、3月20日から3月21日ごろのいずれか1日になり、立春から45日目にあたります。

この春分の日から昼と夜の長さがほぼ同じになり、次第に昼の時間が長くなり、夜の時間は短くなります。

秋分の日とは

秋分の日とは、国民の祝日の一つで、「祖先をうやまい、亡くなった人々をしのぶ」ことを趣旨とした日であり、昭和23年(1948年)に法律で制定された祝日です。

日付は通例、9月22日から9月23日ごろのいずれか1日になり、立秋から45日目にあたります。

この秋分の日から昼と夜の長さがほぼ同じになり、次第に昼の時間が短くなり、夜の時間は長くなります。

二十四節気とは

二十四節気(にじゅうしせっき)とは、1年を季節ごとに24等分したもので、季節の区分をするための手法として使われており、その時期を象徴するような名前がつけられています。

春分の日と秋分の日も、二十四節気のうちの一つに数えられます。

そのほかにも二十四節気としては、「冬至」や「立春」などが有名です。

春分の日と秋分の日との関係

お彼岸は「春分の日」と「秋分の日」を中日に、前後3日間の計7日間の期間を表します。

そうしたことからお彼岸と春秋分の日は、非常に密接な関係であることがわかりますよね。

「暑さ寒さも彼岸まで」という言葉がありますが、この日から季節は変化していきます。

お彼岸の期間は、お墓参りをする習慣が日本にはあります。

ご先祖さまとの距離が一番近くなるということから、故人との思いが通じやすくなり、供養をしたり、お墓参りをするというわけです。

感謝の気持ちを忘れずに供養すれば、ご先祖さまも喜んでくださるのではないでしょうか。

 

≪合わせてこちらの記事も参考にしてください≫

 

おすすめの記事