1月はお正月を筆頭に、イベントや行事などがたくさんあり、どことなく華やいだムードが漂う月ですよね。
新しい年を迎えて心機一転、今年はこんな年にしよう、こんな目標を掲げようなど年初めは新鮮な気持ちになれますね。
そこで今回、1月のイベントや行事、記念日の紹介、またそれらの意味や楽しみ方もあわせてご案内致します。
この記事のもくじ
1月のイベントや行事、記念日を紹介
それでは、1月のさまざまなイベントや行事、記念日をご紹介いたします。
初日の出(1月1日・元旦)
初日の出とは、1月1日(元日)の日の出のことを言います。水平線や地平線から太陽が姿を現す様子。日本では1年の最初の夜明けであり、めでたいとされていて、多くの人々が初日の出参りを行います。
正月(1月1日から3日)
日本では一般的に1日から3日までが「正月3が日」と言われておりお正月とされていますが、15日までとする地域もあり、地方によって様々です。
正月は、新しい年を無事に迎えられた事に感謝して新年を祝います。
日本では、元日のみを国民の祝日としていますが、多くの企業では3日までの「正月3が日」を休日としており、事実上3日間祝日となっています。
初夢(新年最初に見た夢)
初夢とは、「新しい年を迎えた最初に寝た日の夜に見た夢」のことを言います。
大晦日の夜に見た夢を初夢と思われている方も多いようですが、元日から2日にかけて見た夢が一般的とされています。
尚、「一富士、二鷹、三茄子」が縁起が良いと言われてるのは有名ですよね。
初詣(1月1日から3日)
初詣(はつもうで)とは、年が明けて新しい年に初めて神社やお寺などに参拝すること。旧年を無事に過ごせたことに感謝を捧げ、新しい年の無事と平安を祈ります。
初詣は正月三が日に行かなければならないと思われがちですが、関東地方などでは元旦から7日まで、京都や滋賀など関西では15日の小正月までと地域によって様々です。
そして初詣でのお楽しみがおみくじ、引いたおみくじは木に結んでも持帰っても大丈夫です。
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七草(1月7日)
七草(ななくさ)とは、7種類の春の野草・野菜のことを言います。
春の7種の野草・野菜を入れた粥を七草粥(ななくさがゆ)と言い、これを人日(じんじつ)の節句である1月7日(旧暦)の朝に食べて無病息災を願います。
参考までに春の七草とは「せり・なずな・ごぎょう・はこべら・ほとけのざ・すずな・すずしろ」になります。
松の内(地域による)
松の内とは、お正月飾りを飾って良い期間のことを言います。
松の内の期間は地域によって違っており、東北・関東、九州地方などは1月7日(人日の節句)まで、関西地方については1月15日(小正月)までと言われております。
寒中見舞い(松の内あけから立春まで)
寒中見舞いとは、小寒(1月5日頃)から立春(2月4日頃)までの寒中に、相手の健康を気遣う便り、もしくは見舞い便りのことを言います。
年賀状の返送や、喪中に使われることもあります。
十日戎(1月10日)
十日戎(とおかえびす)とは、1月10日前後(9日・11日含む)に行われる「七福神」の1人、恵比寿様をまつるお祭りです。
福笹や熊手といった縁起物を飾って商売繁盛を願います。別名「えべっさん」とも呼ばれています。
ちなみに、今宮戎神社(大阪府)・京都ゑびす神社(京都府)・西宮神社(兵庫県)は、日本三大えびす神社と呼ばれています。
鏡開き(地域による)
鏡開きとは、お正月に供えた鏡餅を下げて、それをいただく伝統行事です。
家族で無病息災を祈りながら、一般的に雑煮や汁粉にしていただきます。
地域によって松の内の期間が違うため、関東では1月11日に、関西では15日または20日に鏡開きを行ったりします。
どんど焼き(地域による)
どんど焼きとは、締め縄飾りなどの正月飾りを燃やして、年神様をお送りする行事です。書き初めで書いたものを焼いた時に炎が高く上がると、字が上手になると言われています。
また、左義長(さぎちょう)や道祖神祭、どんと祭など地域によって呼び方も様々です。
成人の日(1月第2月曜日)
成人式とは、 大人になった若者、または社会人として、成人を激励・祝福する行事です。
主に各地方自治体が主催しており、近年では成人の日以外に主催する自治体も存在しているようです。
小正月(1月15日)
小正月とは、旧暦にあたる1月15日でその年の最初の満月の日になります。
元日を大正月(おおしょうがつ)と呼び、それに対して満月のこの日を小正月(こしょうがつ)と呼び家庭的におこなう行事としてお祝いしていました。
お正月、忙しい日々だった主婦をねぎらう意味で女正月(おんなしょうがつ)とも呼ばれています。
二十日正月(1月20日)
二十日正月(はつかしょうがつ)とは、1月20日のことを指し、お正月の祝い納めの日になります。
地域によって異なりますが、この日にはお正月の飾り物などを全て片付けて、お正月を締めくくる日とされています。
中華まんの日(1月25日)
1月25日は、中華まんの日になります。由来は1902年(明治35年)の1月25日に北海道旭川市で、観測史上最低となる-41.0℃を記録したことから、日本加温食品協会が制定、記念日としました。
寒い日には温かい中華まんを食べて体の中からほかほかになろうという事で、制定されたそうです。
まとめ
いかがでしたか。
1月は寒い時期ではありますが、お正月をはじめ楽しいイベントや行事がありますので、寒さを忘れさせるようなムードがありますよね。
新年を迎えて心機一転、新鮮な気持ちになれるよう、そしてほかほかの中華まんを食べてホットな1年にしましょう!