新しい年を迎えて初めてお参りをする初詣。
でも初詣は、いつまで行けばいいのでしょうか?また毎年楽しみにしているおみくじ、その運勢の良い順位(順番)はどのようになっているのでしょうか?
今回はそんな初詣について、まとめてみました。
この記事のもくじ
初詣はいつまで行けばいい?
初詣は1月1日~3日までの3が日にお参りに行けばいい、もしくは15日までとさまざまな話を聞いたことがあると思います。
実際には「いつまで」というような決まりはありません。
それでも正月の3が日、もしくは少しでも早くお参りをしたい!というのが普通ですよね。
そこで、お正月の期間とみなされている「松の内」の期間にお参りに行くとされるのが一般的であり、参考にされると良いでしょう。
「松の内」とは一般的には1月7日までのお参り、関西地方では1月15日までのお参りとされています。
門松など正月飾りを飾っておくのもこの期間を指し、年賀状を届ける期間でもあります。
また初詣は2回以上、何回行っても構いません。
複数の神社へお参りするほど、違った神様のご利益を得られるため、むしろ良いとされています。
日取りの悪い「仏滅」の日に行っても、神社のお参りには六曜は関係ないので問題ありません。
おみくじの運勢の良い順位(順番)とは?
初詣のお参りで楽しみにしているのがおみくじではないでしょうか。
でも運勢の良い順位(順番)について、「大吉」と「凶」は分かっていても、「吉」や「小吉」「末吉」を引くと、どれが良くてどれが悪いのか、良く分からないですよね?
また、引いたおみくじは神社の木に結ぶのかそれとも持ち帰るのかなど、運勢の良い順位(順番)やおみくじを引くタイミングなど、まとめてみました。
おみくじの運勢の良い順位(順番)
おみくじには7段階と12段階があり、内訳は下記のようになっています。
7段階の場合
大吉⇒吉⇒中吉⇒小吉⇒末吉⇒凶⇒大凶
12段階の場合
大吉⇒吉⇒中吉⇒小吉⇒半吉⇒末吉⇒末小吉⇒凶⇒小凶⇒半凶⇒末凶⇒大凶
これが一般的とされています。
神社やお寺によって順位(順番)が違うので分からない場合は神社やお寺の方に聞いてみましょう。
また引いたおみくじは大吉や凶など運勢判断の全てではなく、書かれている内容を良く読み、今後の行動や生活の指針とすることが大事です。
おみくじを引くのはお参り前、それとも後?
お参り前におみくじを引くのはやめましょう。
神社の本殿に行き、しっかりと神様にお参りをして、その後おみくじを引きましょう!
これが一般的です。
おみくじは結んで帰る?持ち帰る?
神社の木には、おみくじがよく結ばれていますが、あれはどういう意味なのでしょうか。
これは神社の木には精霊が宿るとされていて、願い事がかなうように願掛けの意味でおみくじを結んでいるようです。
また、「大吉など運勢の良いおみくじは持ち歩けるように持って帰るけど、凶など悪いおみくじは厄を持ち歩かないように木に結んで帰る」という方もおり、人それぞれなのだそうです。
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まとめ
初詣のお参り期間は「松の内」を参考にされると良いと思います。
引いたおみくじについても内容は運勢判断の全てではないので、内容を良く読み理解して、今後の生活の指針とすることが大事です。
また参拝する時にお賽銭を入れますが、良く聞くのが5円玉の「ご縁がありますように」ですよね。
実はこのお賽銭にも意味があります。
3枚(15円)「十分ご縁がありますように」
4枚(20円)「よいご縁がありますように」
5枚(25円)「二重にご縁がありますように」
新年の初詣には、お賽銭の意味も参考にしながら、お参りに出かけましょう!