日頃の感謝をこめて、「母の日」には定番のカーネーションを贈る方が多いのではないでしょうか。
メールやLINEなどで「ありがとう」を簡単に済ませている人も、いらっしゃるかも知れませんね。
記念日であるこの日だけは、一切の家事を家族でまかない、感謝の気持ちをお母さんに伝えるのもいいですよね。
そこで今回、2025年の母の日はいつか、また意味や由来を紹介いたします。
2025年の母の日はいつですか?
母の日は毎年、5月の第2日曜日と定まっています。
そのため、毎年日にちが異なります。
2025年は、5月11日(日)が母の日になります。
母の日の意味と由来とは?
母の日は「日頃の苦労を労い、感謝を伝える日」という意味があります。
由来も日付も国によって違いますが、日本やアメリカ、ドイツなどの国は、5月の第2日曜日と定められています。
もともと日本の母の日は、アメリカから伝わった風習です。
そのアメリカで1905年「アンナ・ジャービス」という女性の母親が亡くなりました。
アンナ・ジャービスは、自分のことを大事に育ててくれた母親を追悼したいと思い、1908年に追悼会を行いました。
そうしたアンナの行動がアメリカの人々を動かし、その流れがアメリカ全土に広まり、
1914年にアメリカ連邦議会が5月の第2日曜日を「母の日」と制定したのです。
そして翌年の1915年に、世界で初めて母の日が国民の祝日となったのです。
母の日のカーネーションの由来とは?
アンナが追悼会を行った際、祭壇に母親が好きだった白いカーネーションを飾ったとされています。
この時から、母親が亡くなられた時は、白いカーネーションを、ご健在されている時は、赤いカーネーションを贈るようになったとされています。
しかし、母親のいない子どもにとっては辛い記念日になるため、統一して赤いカーネーションを贈る風習に変化していったとされています。
母の日を日本中に広めた[森永製菓]
初めて日本で母の日が制定されたのは、昭和6年と言われています。
大日本連合婦人会が結成されたことを機に、皇后の誕生日である3月6日を「母の日」として制定されましたが、日本ではあまり広がらず、なかなか普及しませんでした。
しかし、昭和12年に森永製菓が「森永母の日大会」という名称で、大々的に大会を開催したことで、新聞や雑誌で取り上げられ、母の日が全国的に知られるようになりました。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
母の日は、国によって由来や日付けが異なります。
しかし、母親を想う気持ちはどの国も変わらないでしょう。
普段は面と向かってなかなか、お祝いの言葉を口に出せないことでしょう。
でも母の日には、感謝の想いを伝えるきっかけになるかもしれませんね。
是非、母の日には日頃の感謝の気持ちをしっかりと伝えましょう!