日が増すごとに、春の訪れを感じるようになる3月ですね。
学校の卒業や就職、また会社の転勤などこれまで生活してきた環境という事から、お別れの季節でもあります。華やいだ雰囲気とはうらはらに少し物悲しい風情も漂う月ですよね。
また、3月になると気候も暖かくなって来ますので、春の訪れを感じて動植物も顔を出して来ますよね。
そこで今回、3月のイベントや行事、記念日の紹介、またそれらの意味や楽しみ方もあわせてご案内致します。
この記事のもくじ
3月のイベントや行事、記念日を紹介
それでは、3月のさまざまなイベントや行事、記念日をご紹介いたします。
ひなまつり(3月3日)
女の子のお祝いをするイベント行事「ひなまつり」
「桃の節句」や「上巳(じょうし/じょうみ)節句」ともいわれる行事で、ひな人形を飾り、ひし餅やひなあられ、白桃の花などを供えます。
ちらし寿司やはまぐりのお吸い物などを食べて、家族みんなで女の子の誕生と健やかな成長をお祝いいたしましょう。
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サンドイッチデー(3月13日)
毎年3月13日はサンドイッチデー記念日になります。
二つの数字の3で1を挟んでいることから、サンド1(イッチ)という語呂合わせで制定されました。
また、サンドイッチの日は11月3日にもあり、サンドイッチの生みの親であるサンドイッチ伯爵の誕生日にちなんで制定されました。
十三参り(3月13日~5月13日)
十三参りとは、数え年で13歳に成長した子ども(男女)が、これまで健やかに成長してきた事に感謝し、お寺に参拝しそしてお祓いをうけて、知恵と福徳を授けてもらう行事のことをいいます。
京都を中心に盛んに行われている行事ですが、近年では関西や関東、そして全国的に広まって来ている行事です。
ホワイトデー(3月14日)
この「ホワイト」というネーミングは、1973年に不二家とエイワが共同でバレンタインデーのお返しにマシュマロを贈るというイベントを行ったことが始まりとされています。
白い(ホワイト)マシュマロは幸福を呼ぶ色であるとPRしたことが由来しているようです。
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春分の日(3月20日ごろ)
「春分の日」は、昭和23年に「国民の祝日に関する法律」で制定され「自然をたたえ、生物をいつくしむ日」として目的が定められました。
また春分の日は、太陽が真東から昇って真西に沈むため、昼と夜の長さがほぼ同じになるとされています。春分の日以降は、次第に暖かい春に向かい始めます。
春のお彼岸(3月下旬)
3月伝統の行事「お彼岸」は春と秋の2回あります。
日本特有の行事であるお彼岸は「春分の日」と「秋分の日」をそれぞれ真ん中にして、その前後3日を足して合計7日間のことを「彼岸」と言います。
そして最初の日を「彼岸の入り」、最後の日を「彼岸明け」と言います。
参考までに「春分の日」と「秋分の日」は、太陽が真東から昇って真西に沈むため、昼と夜の長さがほぼ同じになります。春分以降は昼が長くなり、秋分以降は夜が長くなります。
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春の甲子園(3月下旬から4月上旬)
「選抜高等学校野球大会」が正式な名称であり、阪神甲子園球場で開催される高校野球の全国大会です。
毎年3月から4月にかけて開催されるため「春の甲子園」と呼ばれています。
また「センバツ」とも呼ばれており「春はセンバツから」という言葉を聞くと次第に暖かさを感じてきますよね。
イースター 復活祭(3月末~4月末)
お花見(3月下旬~5月上旬)
春の風物詩ともいえる「お花見」
例年、全国各地で3月下旬から5月にかけて見頃を迎えます。毎年、この時期になるとお花見を楽しみにされている方も多いのではないでしょうか。
満開の時期はもちろん、桜が散る「桜吹雪」も美しいものがありますよね。
お花見のマナーを守りながら、桜の季節を存分に楽しみましょう!
春一番(立春から春分まで)
春一番とは、2月4日ごろの「立春」から3月21日ごろの「春分」までの冬から春への移行期に、春先に日本海周辺で低気圧が発達し、太平洋側の高気圧から吹き込む暖かい南よりの強い風のことです。
この春一番の吹く条件を気象庁では各地方ごとに定めて認定しています。なお、北海道、東北、甲信、沖縄地方では春一番の発表は行っていないそうです。
卒業式(3月中)
卒業式は、教育課程を修了したことを祝う式典です。学校教育の規則に定められている学校行事になります。
多くの生徒、学生たちが新たな未来へ旅立つ日でもありますね。
まとめ
春は卒業や転勤などお別れの季節でもあり、少し物悲しい気分になりがちです。しかし入学や就職など新生活と共に、出会いの季節でもありますよね。
これまでお世話になった方や、親しい友人とイベントや行事を楽しんで、素敵な思い出を作り、新しい生活への第一歩を踏み出してください。